最難関大学受験のIRL 塾長岩田による教育実践BLOG!

IRL塾長岩田のblog「ココロの引出し、アタマの引出し」
悩みの震源地
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悩みの震源地
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(事例1)
真面目な女子生徒が涙目で相談に来ます。
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「先生、最近やってても全然伸びてる気がしないんです。
 今の勉強のやり方でいいんでしょうか?
 今までの勉強は無駄だったんじゃないかと思えてしまって…」

--------------------------

(事例2)
最近ちょっと表情が冴えない男子生徒を呼び出すと、
--------------------------

「英語を見るのも嫌になっちゃって
 机に向かってもテキストを開く気にもならないんです」

--------------------------

こんな話をしているにも関わらず、
「実際には悩みの原因は勉強法でも英語でもない」
ということがしばしばあります。

今回はそのようなケースを取り上げます。

まず前提として
同性、異性、親子、先輩後輩、etc…
思春期の高校生には勉強以外にも悩みがいろいろとあることを
指導する側はよく覚えておく必要があります。


そうして
人の悩みを「ココロの悩み」と「アタマの悩み」
つまり、
「感情面でのモヤモヤ」と「知識面でのモヤモヤ」
とに分類すると、

勉強での悩みは「アタマの悩み」
それ以外の悩みは人間関係に由来する「ココロの悩み」
であることが多いものです。

さて、ここで注意したいのは、一般的に
『悩みは未分化の形で生徒の中に存在している』
ということです。

「今ある悩みの約80%はココロの悩みで、
 残りおよそ20%がアタマの悩みである。
 前者の半分が部活の同輩との仲違いで…」

などと、悩みがきれいに分類できるはずがありません。

従って、冒頭に述べたようなケースで、
話を聞き進めてみると、実は

--------------------------

『委員会活動の人間関係がうまくいかず精神的に疲れてしまっていた』

『部活動を引退する時期について親と揉めていた』

--------------------------

などという『原因』が判明することはすくなくありません。

原因という言葉を『』つきにしたのは、
表面化したのは学習面の問題のはずなのに、
そのきっかけが感情面にあるからです。

指導する側はこういったことを念頭において、
生徒の「アタマの悩み(学習面の問題点)」が表面化した際に
震源地が本当に学習面にあるのか…
ということの見極めをきちんとしたいわけです。

特に、学習面の問題を訴える生徒の仕草や表情、セリフから
濃い「感情」が読み取れた場合には、
問題がココロの方にある可能性も高いので、
『よく話を聞き、原因がどの辺にあるのかきちんと見極める』
ことが必要です。

※問題の出どころが「ココロ」の方にあった場合の
対処法については次回に譲ります。

【今回の引出し】
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学習面の問題点として表出した「アタマの悩み」の元をたどると
感情面の「ココロの悩み」に行き着くケースに気をつける。

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<筆者プロフィール>

【岩田朋彦(いわたともひこ)】

 千葉県柏市にある最難関大学受験のための学習塾「IRL」の塾長です。
 『ベストバリュー・ベストモチベーション・ベストケア』をモットーに、
 ひとりでも多くの生徒が、大学受験を通じて人間的にも大きく成長してくれる
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| ココロの引出し、アタマの引出し | 13:43 | comments(0) | trackbacks(2)
【ブログ雑記帳】ドラマ制作の現場より
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☆NHKの新作ドラマを製作中の会社からお電話を頂きました。

「受験指導に関わる書類を使用するシーンの予定があり

IRLで実際に使用している書類を参考にしたい」

とのことです。

IRLは卒業生との繋がりが強いので

NHKに就職している卒業生の口コミなどが元かな…

というのが第一感でしたが、

そうではなく、制作会社の方が、IRLのHPをご覧になって

「しっかりした指導機関である」というイメージを

持って下さったようです。

嬉しいことです。

喜んで協力することにしました。

ディテールまでよくできた素晴らしい作品になるといいなと

思います。

ドラマの原作や放送曜日など大まかな情報は教えて頂いたのですが、

詳細は未定だそうです。

詳細が決まったらまた教えて頂けるということでしたので、

その時にまたこのコラムで取り上げたいと考えています。


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| ブログ雑記帳 | 20:35 | comments(0) | trackbacks(1)
悪い不合格(その2)
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悪い合格(その2)
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何らかの基準をクリアして合格しても、
必ずしも手放しで喜べないケースがあります。

それを「悪い合格」と命名し、
大きく二種類に分け、
前回は「ギリギリ合格」を扱いました。

今回は「ゆとり合格」を扱います。

イメージを持ち易くするために、
以下のようなテストを想定し、考えてみます。

 月例の英単語テストで、
 1000語の範囲から100題出題され、
 1題×1点の100点満点で70点以上が合格

------------------------------------------

「98点だ!やった。今回は絶対受かりたかったから
 何度も何度もやり込んだ甲斐がありましたよ!!」

------------------------------------------

というような「ほぼ完全に近い合格」も、
状況次第で問題が隠れている可能性は結構あります。

それは「その範囲の学習のみ過多になっている」可能性です。

以下に場合分けします。

★英単語1000の次に1500の範囲のテストがある場合。
 ↓
1000の範囲で完璧を目指すより、1500の範囲で70点を目指す方が
「多くの単語に触れることができる」という点で
合理的な学習であるといえる可能性があります。

★英単語以外にもしなければならない学習がある場合。
 ↓
単語の学習に時間をかけるあまり、
他の学習が疎かになっている可能性があります。
(好きな分野、得点が上がりそうな分野に逃げる傾向がある
生徒は多いものです)

------------------------------------------

─おめでとう!!

「ありがとうございます!!」

─ところで、1000の範囲でそこまで高得点を取れるなら、
 1500の範囲のテストにチャレンジした方が良かったんじゃないの?

「ですかねえ〜。でもそれで不合格だったら嫌だし…」

※ここで「良い不合格」の指導に切り換える。

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------------------------------------------

─やったね!!

「ハイ、頑張りました!!」

─ところで、好きな英単語の勉強はいいとして、
 古文単語の月例テストの方はどうなってるの?

(頭を掻いて)「え〜、今回は受けてないです」

─英語でここまでやれるんだったら、バランスを考えて
 もう少し古文単語に時間を割いてもよかったんじゃないの?

「…。古文単語は何だか覚えられないんですよ。
 それでついつい後回しにしちゃってます」

※合格の裏に隠れてしまいそうになっていた問題点が顕在化したわけです。

------------------------------------------

「ゆとり合格」は高得点の合格ですから、
基本的には手放しで誉めたくなる合格です。

そのような合格からも状況次第では
まだまだ引き出す教訓はあるのだということを
覚えておきたいものです。

<総括>

2回に渡り「悪い合格」について述べましたが、
『目標を達成した生徒を評価するのは、指導者として当然の姿勢である』
ことを前提として強調しておきます。

その上で、

○目標を達成しても気が緩まないようにする
(主に「ギリギリ合格」の場合)

○目標設定が合理的で学習過程のバランスが悪くなかったか振返ってみる
(主に「ゆとり合格」の場合)

などの目的から「悪い合格」という視点を持ち出し、
指導に活かすわけです。


【今回の引出し】
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「余裕の高得点合格」の場合に、
目標設定や合格への過程に無駄や無理がなかったかどうかを
冷静に振返ってみる必要がある。

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| ココロの引出し、アタマの引出し | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0)
悪い合格(その1)
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悪い合格(その1)
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前回「良い不合格」について述べましたが、
その逆の「悪い合格」について
今回と次回と2回に分けて述べたいと思います。

前回同様、イメージを持ち易くするために、
以下のようなテストを想定し、考えてみます。

 月例の英単語テストで、
 1000語の範囲から100題出題され、
 1題×1点の100点満点で70点以上が合格

 「悪い合格」という判断を下さざるを得ないケースは
 大別して二通りの状況でよく起こります。

 「ギリギリ合格」と「ゆとり合格」です。

------------------------------------------

「72点だ!良かったあ〜。
 自信なかったけど、ギリギリ通ってましたよ」

------------------------------------------

このように基準点をギリギリでクリアしたようなケースは、
「確実に合格するだけの安定した力がない」
という判断もできるわけです。
従って、以下のような対応が考えられます。

------------------------------------------

─今回のテストは合格だよ。おめでとう。頑張ったな!!

(笑顔で)「やりました!」

(少し間を置き、合格者一覧でも眺めながら)

─でもね…同じ合格でも、85点で合格の人もいるんだよね。

(ちょっと残念そうに)「はい」

─「その人と比べれば、13点も足りていないことになる」

(やや凹みながら)「う〜ん。言われてみればそうですね」

この後、

『受験本番なら結果オーライもいいかも知れないが、
 まだ学習過程の中にいる以上、常に上を見据えることが必要だ。
 「ギリギリだって合格は合格だ」
 などという安易な考え方は捨てるよう心がけるべきで、
 85点が「良い合格」なら、72点は「悪い合格」である』

ということを諭します。

その上で、

─「どう、次にもう一度テストを受けて、90点合格を目指してみない?」

(気を取り直して)「ハイ、やってみます!」

------------------------------------------

もちろん「結果が出れば評価する」という姿勢は
指導者として当たり前のことですがら、
「合格を評価し、共に喜ぶ」のは大前提のことです。
その上で、以上のような分析をし、
生徒の気を引き締め、更なる高みへと気持を向けさせるのです。

※以下「ゆとり合格」の悪い面の話と、「悪い合格」の総括は次号に譲ります。


【今回の引出し】
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「ギリギリ合格」を「悪い合格」と位置づけることで、
生徒の気を引き締め、更に上を目指す気持を引き出す。

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| ココロの引出し、アタマの引出し | 16:34 | comments(0) | trackbacks(0)
良い不合格
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良い不合格
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良い不合格…

一見矛盾した表現ですが、使い方次第でいい「引出し」になります。

例えば以下のようなテストがあるとします。

☆自由に申込みできる月例の英単語テストで、
 1000語の範囲から100題出題され、
 1題×1点の100点満点で70点以上が合格

テストが近づいてくると生徒が言います。

------------------------------------------

「先生、自分はまだ全範囲終わってないんです。
 どうせ受からないから、
 今月は単語テストを受験するのはやめます」

------------------------------------------

こんな時が、「良い不合格」を使うチャンスなのです。

------------------------------------------

─範囲はどのくらいまで終わっているの?

「300個ちょっとです」

─じゃあ、試験まであと一週間あるから、
 500個を目標に勉強してみようよ。

「でも、それじゃあ7割取れないですよ」

─取れなくてもいいじゃない。

「不合格だったら意味なくないですか?」

─そんなことはないよ。500個まで済んでいるんだったら
 普通に考えれば、半分は覚えた範囲から出題されるわけでしょ。

(頷く)

─その半分の中で、6割しかとれなければ、定着が甘いわけだし
 8割以上取れれば、その範囲内まではOKってことでしょう。

「ですね」

─半分の8割だから受けてみて、4割以上取れたら
 同じ不合格でも“良い不合格”と考えればいい。

「そっか〜。じゃあやってみます」

─そういう判断基準を設ければ、
 テスト結果次第で自分のしている学習方法が正しいのか、
 それとも修正が必要なのかの判断材料にもなるんだよ。

------------------------------------------

『外から定められた基準に必要以上にこだわらず、
 自分の基準を持ってテストに臨むことで、
 “動機付け”という精神的側面や
 “検討材料の収集”という具体的側面における
 プラスアルファの効果を期待することができる』

ということなのですが、
それを理屈っぽく言わずに

「良い不合格」

と表現すると、
生徒にとって分かり易く、
生徒が前向きな気持になれます。

特に、気持の踏ん切りをつけるのが苦手で、
課題を先延ばしにしがちな生徒に使える有効な「引出し」です。


【今回の引出し】
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『良い不合格』という言葉で、
テストに自分なりの基準を設けることを教える。
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| ココロの引出し、アタマの引出し | 19:09 | comments(0) | trackbacks(2)

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