2007.08.28 Tuesday
悩みの震源地
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大学受験を通じて高校生を指導していく中で、様々な経験をしています。
そんな経験の中から得た「気づき」を、伝えていきます。
(毎週月曜日更新予定)
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悩みの震源地
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(事例1)
真面目な女子生徒が涙目で相談に来ます。
--------------------------
「先生、最近やってても全然伸びてる気がしないんです。
今の勉強のやり方でいいんでしょうか?
今までの勉強は無駄だったんじゃないかと思えてしまって…」
--------------------------
(事例2)
最近ちょっと表情が冴えない男子生徒を呼び出すと、
--------------------------
「英語を見るのも嫌になっちゃって
机に向かってもテキストを開く気にもならないんです」
--------------------------
こんな話をしているにも関わらず、
「実際には悩みの原因は勉強法でも英語でもない」
ということがしばしばあります。
今回はそのようなケースを取り上げます。
まず前提として
同性、異性、親子、先輩後輩、etc…
思春期の高校生には勉強以外にも悩みがいろいろとあることを
指導する側はよく覚えておく必要があります。
そうして
人の悩みを「ココロの悩み」と「アタマの悩み」
つまり、
「感情面でのモヤモヤ」と「知識面でのモヤモヤ」
とに分類すると、
勉強での悩みは「アタマの悩み」
それ以外の悩みは人間関係に由来する「ココロの悩み」
であることが多いものです。
さて、ここで注意したいのは、一般的に
『悩みは未分化の形で生徒の中に存在している』
ということです。
「今ある悩みの約80%はココロの悩みで、
残りおよそ20%がアタマの悩みである。
前者の半分が部活の同輩との仲違いで…」
などと、悩みがきれいに分類できるはずがありません。
従って、冒頭に述べたようなケースで、
話を聞き進めてみると、実は
--------------------------
『委員会活動の人間関係がうまくいかず精神的に疲れてしまっていた』
『部活動を引退する時期について親と揉めていた』
--------------------------
などという『原因』が判明することはすくなくありません。
原因という言葉を『』つきにしたのは、
表面化したのは学習面の問題のはずなのに、
そのきっかけが感情面にあるからです。
指導する側はこういったことを念頭において、
生徒の「アタマの悩み(学習面の問題点)」が表面化した際に
震源地が本当に学習面にあるのか…
ということの見極めをきちんとしたいわけです。
特に、学習面の問題を訴える生徒の仕草や表情、セリフから
濃い「感情」が読み取れた場合には、
問題がココロの方にある可能性も高いので、
『よく話を聞き、原因がどの辺にあるのかきちんと見極める』
ことが必要です。
※問題の出どころが「ココロ」の方にあった場合の
対処法については次回に譲ります。
【今回の引出し】
******************************
学習面の問題点として表出した「アタマの悩み」の元をたどると
感情面の「ココロの悩み」に行き着くケースに気をつける。
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<筆者プロフィール>
【岩田朋彦(いわたともひこ)】
千葉県柏市にある最難関大学受験のための学習塾「IRL」の塾長です。
『ベストバリュー・ベストモチベーション・ベストケア』をモットーに、
ひとりでも多くの生徒が、大学受験を通じて人間的にも大きく成長してくれる
ことを願いながら、日々の塾運営をしています。
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まず前提として
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指導する側はよく覚えておく必要があります。
そうして
人の悩みを「ココロの悩み」と「アタマの悩み」
つまり、
「感情面でのモヤモヤ」と「知識面でのモヤモヤ」
とに分類すると、
勉強での悩みは「アタマの悩み」
それ以外の悩みは人間関係に由来する「ココロの悩み」
であることが多いものです。
さて、ここで注意したいのは、一般的に
『悩みは未分化の形で生徒の中に存在している』
ということです。
「今ある悩みの約80%はココロの悩みで、
残りおよそ20%がアタマの悩みである。
前者の半分が部活の同輩との仲違いで…」
などと、悩みがきれいに分類できるはずがありません。
従って、冒頭に述べたようなケースで、
話を聞き進めてみると、実は
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『部活動を引退する時期について親と揉めていた』
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原因という言葉を『』つきにしたのは、
表面化したのは学習面の問題のはずなのに、
そのきっかけが感情面にあるからです。
指導する側はこういったことを念頭において、
生徒の「アタマの悩み(学習面の問題点)」が表面化した際に
震源地が本当に学習面にあるのか…
ということの見極めをきちんとしたいわけです。
特に、学習面の問題を訴える生徒の仕草や表情、セリフから
濃い「感情」が読み取れた場合には、
問題がココロの方にある可能性も高いので、
『よく話を聞き、原因がどの辺にあるのかきちんと見極める』
ことが必要です。
※問題の出どころが「ココロ」の方にあった場合の
対処法については次回に譲ります。
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