2007.07.30 Monday
『目標』の特性
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大学受験を通じて高校生を指導していく中で、様々な経験をしています。
そんな経験の中から得た「気づき」を、伝えていきます。
(毎週月曜日更新予定)
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「目標」の特性
━━━━━━━
『明確な目標を持って勉強することの重要性』
については、しばしば語られます。
確かに、明確な目標を持たずに勉強していても、
モチベーションは上がりづらいし、達成感も感じづらいものです。
ですから、我々は生徒に「目標」を持たせるように指導します。
しかしながら、目標を持たせる際に
特に指導する側の方で注意しなければいけないことがあります。
以下に2つの目標設定例を挙げますが、実はこれらの目標設定には、
明らかな違いがあります。
お分かりでしょうか。
(例1)
------------------------------------------
─8月の月例英単語テストで90点以上取ろうよ。
「ハイ、頑張ります!」
------------------------------------------
(例2)
------------------------------------------
─夏期講習の数学期末テストで10位以内を目指そうか。
「10位と言わず、5位以内を目指しますよ」
------------------------------------------
例1は、自分の頑張り次第で何とかなる
つまり「絶対的な」目標です。
それに対して
例2は、相手次第で難易度が変化する
つまり「相対的な」目標です。
イメージし易くするために、
「目標」を「標的」という言葉に変えたいと思います。
例1は、いわば「動かない標的」で、
例2は、「動く標的」というわけです。
「動かない標的」は
頑張りがそのまま反映されるため、
達成感を得やすく
特に短期の目標設定に向いています。
「動く標的」は
努力がそのまま反映されるとは限りません。
「このくらい頑張ればいいだろう」
というイメージを持ちづらいわけです。
ただし、大学入試は「動く標的」ですから、
そういう目標設定をして
「これでもか、これでもか」と頑張り続ける経験もさせたいわけです。
このように、目標の特性を考慮し、使い分けるようにすると
より効果的な指導が可能になります。
【今回の引出し】
******************************
「動かない標的」と「動く標的」を使い分けて指導する。
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<筆者プロフィール>
【岩田朋彦(いわたともひこ)】
千葉県柏市にある最難関大学受験のための学習塾「IRL」の塾長です。
『ベストバリュー・ベストモチベーション・ベストケア』をモットーに、
ひとりでも多くの生徒が、大学受験を通じて人間的にも大きく成長してくれる
ことを願いながら、日々の塾運営をしています。
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〔澄みわたる英語:blog〕
大学受験IRLが運営するブログです。
普通に英語を勉強していると間違ってしまいそうなところ、もやもや感が漂っ
てしまうところを解消できるヒントを提供しています。
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モチベーションは上がりづらいし、達成感も感じづらいものです。
ですから、我々は生徒に「目標」を持たせるように指導します。
しかしながら、目標を持たせる際に
特に指導する側の方で注意しなければいけないことがあります。
以下に2つの目標設定例を挙げますが、実はこれらの目標設定には、
明らかな違いがあります。
お分かりでしょうか。
(例1)
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─8月の月例英単語テストで90点以上取ろうよ。
「ハイ、頑張ります!」
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─夏期講習の数学期末テストで10位以内を目指そうか。
「10位と言わず、5位以内を目指しますよ」
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例1は、自分の頑張り次第で何とかなる
つまり「絶対的な」目標です。
それに対して
例2は、相手次第で難易度が変化する
つまり「相対的な」目標です。
イメージし易くするために、
「目標」を「標的」という言葉に変えたいと思います。
例1は、いわば「動かない標的」で、
例2は、「動く標的」というわけです。
「動かない標的」は
頑張りがそのまま反映されるため、
達成感を得やすく
特に短期の目標設定に向いています。
「動く標的」は
努力がそのまま反映されるとは限りません。
「このくらい頑張ればいいだろう」
というイメージを持ちづらいわけです。
ただし、大学入試は「動く標的」ですから、
そういう目標設定をして
「これでもか、これでもか」と頑張り続ける経験もさせたいわけです。
このように、目標の特性を考慮し、使い分けるようにすると
より効果的な指導が可能になります。
【今回の引出し】
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「動かない標的」と「動く標的」を使い分けて指導する。
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